北緯43度から

多分世界の第三者

終わりない深く懐かしい蒼

あの曲。

懐かしくて懐かしくて。

きっとどこかで聞いたことがあるんだ。

とても懐かしくて深くて悲しくて夢の中でさえその物悲しい青に包まれそう。

でも暖かい青なのさ。

なぜかバンコクの夜9時台のあのストリートを思い出す。

もう誰もおらず。多分現地の人は大抵すでに家に帰っていて寝る準備でもしているのだろう。

夜のお店はところどころ空いていた。レストランとかマッサージ店とか。ギラギラしたよくわからないお店とか。

だけどバンコク旅した時よりももっともっと昔で、物心なんてなくただ生きるだけでよかった歳の頃の自分とリンクする。

懐かしいからだ。

多分その歳の自分は今の自分とリンクしていたのかもしれない、なんて後付けで考える。

あゝ人生ってなんて楽しいのでしょうか。

今急に左の頭が痛くなった。